レス主婦の私が出会い系マッチングで会った10歳下の彼と、居酒屋からホテルへ。そして、何もなかった顔で家に帰った

旦那とはもう、5年以上レス。

お互い空気みたいに暮らしてて、会話も最低限。

家族としては機能してるのかもしれないけど、

“女”として見られてない感覚に、もう慣れすぎてしまった💦

そんなとき、出会い系アプリで知り合ったのが10歳年下のKくん。

38歳の営業マン。年下なのに落ち着いてて、話も丁寧で、なんか…ちゃんとしてる人。

LINEのやり取りも心地よくて、1ヶ月くらいやりとりが続いた。

そろそろ一度、会ってみてもいいかなって思ったのが金曜の夜。

待ち合わせたのは、ある駅近くの居酒屋。

「はじめまして」って笑ったKくんは、思った以上に爽やかで、

シャツの袖まくりとか、声のトーンとか、いちいちツボだった。

軽く乾杯して、他愛ない話をしながらも、

私の目をまっすぐ見て「正直、ずっと会いたかったです」って言ってくる。

…やばい、こういうの弱い。

しかも、「今日の服、すごく似合ってますね。大人の色気…って言うと失礼ですか?」とか、

サラッと年下にそんなこと言われたら、そりゃグラつくよね。

途中から彼の手が、テーブルの下で私の指を探してきて、

自然な流れで、手を握られて、ちょっと震えた。

「ちょっと歩きません?」って言われて、

居酒屋を出たあと、気づけばホテル街へ。

私、断らなかった。むしろ、行くのを待ってたのかもしれない。

ホテルの部屋に入ると、急に静かになって、

Kくんがこっちを見つめてきた。

「緊張してるんですか?」って笑いながら、

私の頬に触れて、そっとキス。

唇が合った瞬間、全身が熱くなる感覚。

自分でも信じられないくらい、息が上がってた。

ソファで抱きしめ合って、そのままベッドに移動。

服を脱がされるとき、Kくんがずっと私の目を見てくれてて、

なんか、“大事にされてる”って思った。

彼の指先も、唇も、すごく丁寧で、

触れられるたびに、眠ってたスイッチがどんどん入っていく。

「もっと…いいですか?」って、

何度も確認するその優しさが、逆に狂おしかった。

そして重なる瞬間、私は声を漏らしていた。

5年ぶりの感覚。

息を呑むほどの快感と、

心の奥まで満たされるあの感じ。

…私、まだちゃんと“女”だったんだな。

終わったあと、ベッドで横になりながら

「〇〇さん、ほんとに綺麗でした」って囁かれて、

何も言えなかった。

時計を見たら、22時過ぎ。

「そろそろ帰らなきゃ」って言ったら、

Kくんはちょっと寂しそうな顔して、「また会ってくれますか?」って。

「ぜひ!」って、ちょっとだけ意地悪に笑って言った。

帰り道、電車の窓に映る自分は、

どこかスッキリしたような、でも少し後ろめたいような顔をしてた。

家に着いて、鍵を開けたとき、

いつものリビングの灯りが、急に現実に引き戻してくる。

「おかえり〜」って言う旦那に、

「うん、ちょっと飲みすぎちゃったかも」って答える自分がいた。

何もなかったふりをしてキッチンで水を飲みながら、

心のどこかが、まだKくんの温もりを覚えてた。

日常の中にポツンと入り込んだ、非日常な夜。

それでも、私はまた“普通の主婦”に戻る。

でもあの時間があるからこそ、少しだけ強くなれた気がする。

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