「不倫で本気に…」上司との関係にハマり後悔した30代女性のリアル体験談

既婚上司との不倫で本気になってしまった私の失敗

みくさん 38歳 東京都在住 既婚 子供1人(13歳女)

不倫のはじまりは、ほんの一日の「気の緩み」でした。

私の直属の上司は、普段から仕事の相談によく乗ってくれていました。

厳しいけど、公平で、社員の信頼も厚い。私も例外ではなく、上司としてすごく尊敬していたんです。

ある日、大阪への1泊の出張がありました。

子供が出来て以来、泊まりがけの出張は断っていたのですが、

中学生になった娘を実家に預けて、本当久々の出張に少しだけ浮き足立ってました。

担当案件のプレゼンで、私と上司の、二人での出張です。

その上司も、いつになく緊張している感じがしましたが、無事にプレゼンも終わり、その後の商談も上手く行きました。

緊張の本番を終えた夜、ホテル近くの居酒屋で「お疲れ様」の乾杯。

ふだん職場では見せない彼の笑顔や、ちょっとした気遣いに、私は自然と心を開いてしまっていました。

ホテルに戻る直前、彼が「部屋でちょっと飲み直さない?」と。

一瞬ためらったけど、何となく断れなかった。

まさか、そのまま彼の部屋に入ってしまうなんて、自分でも信じられませんでした。

その上司はふとした時に見せる、何となく寂しそうな表情が気になっていました。

部屋に入って、買ってきた缶のハイボールを飲みながら

仕事の事以外に、家族の事や趣味のことなどを話し、楽しい時間でした。

そして、隣に座ってきたのですが、嫌な感じはしなかったです。

流されるまま、受け入れてしまいました。

自分でもびっくりなのですが、この時は罪悪感を感じなかったです。

それより、こんなに気持ちいいセックスは初めてかもしれません。

翌朝、彼は「昨夜のことは内緒にしよう」と言い、軽く笑いました。

私は「わかりました」とうなずくしかなかったけど、心はすでに動いていました。

どんなに理性で「忘れよう」としても、体が覚えてしまった感覚を無視できなかった。

その後、何事もなかったかのように仕事は続きました。

でも、私は完全に気持ちが入ってしまっていて、彼の何気ない言葉やLINEの返信ひとつで一喜一憂する日々が始まりました。

ある日、週末に彼から来た1通のLINE。

「今日は家族サービスしなきゃな~笑」

その後に添付された写真には、彼と奥さん、そして2人の子どもの姿がありました。

その瞬間、私の中の「理性」がようやく目を覚ましました。

私は何をしていたんだろう。誰かの大事な家庭を、崩そうとしてたんじゃないか。

でも、同時に泣きたいほど彼のことが好きになっていた自分もいて、心がバラバラになりました。

関係は自然とフェードアウトしていきました。

彼は多くを語らず、私も追いかけることはできなかった。

ただ、ぽっかりと心に空いた穴だけが残りました。

この経験を通じてわかったのは、「不倫」はたしかに一時の癒しやときめきをくれるけれど、

誰にも相談できず、終わったあとに残るのは、罪悪感と自己嫌悪だけでした。

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